里山十帖は体感・発見・感動をテーマにした「リアルメディア」ですが、実は雑誌も作っています。次号の9月26日発売の特集は「地方でいちばん美味しい店・ローカルガストロノミー」。
巻頭には山本益博さんや中村孝則さん、門上武司さん、裏地桂子さんなどのオススメ店をずらりと掲載。第二部は地産地消という言葉がなかった頃から地域の食材で勝負するレジェンドを中心にインタビュー。第3部はレストランを飛び出して各地で活躍するシェフたちの記事。
「ローカル・ガストロノミー」とは、地域の風土と歴史、文化を料理に表現することを指す造語。2017年11月号の自遊人で提唱した考え方です。根底にあるのは、「料理は、地域経済や文化活動、教育活動にどのように貢献できるのか」という視点。
わかりやすく言えば「地産地消」という考え方があてはまるのですが、単純に地域の食材を使えばいいのではなく、もっと地域のことを総合的に学んで、その上で「地域を料理に表現していきましょう」ということです。
それはすなわち、料理の質を高めること、クリエイティブの世界を追求することに他ならず、さらに「仕入れる食材の品質を上げるためにも生産者との共存関係を築いていきましょう」という食を中心にした社会活動でもあります。
食に関わる方、特に地方で食に関わる方と、農業、観光関係の方にぜひ読んでいただきたい特集です。
【自遊人の販売場所】
全国ほぼ全店のセブンイレブンに配本されています。ただしセブンイレブンの販売期間は長くても2週間程度。それ以降は返本されてしまうので、お早めにお買い求めください。もちろん全国の書店でも販売しています。お近くの書店にない場合は「自遊人を定期的に買うので入れてください」と伝えていただくと、定期的に送本されるようになります。
【直販(宅配)はこちらへ】
https://organic-exp.com/products/detail.php?product_id=2019
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