本日朝、日本テレビ系列の「シューイチ」で里山十帖をご紹介いただきました。中山秀征さんが里山十帖にロケに来てくださったのは、つい10日ほど前のこと。テレビで拝見する姿と同じく、とても優しくて、気の利く方でした。
番組も里山十帖の特徴を的確に捉えていただいたようで、とても嬉しく思っています。里山十帖は一般的な旅館とはまったく異なる、「体験型リアルメディア」の宿。至れり尽くせりのサービスも目指していませんし、豪華な夕食もご提供していません。私たちがご提供しているのは「感じる場」。「十帖」とは「十の物語」という意味。雑誌の特集のように10のテーマから、なにかひとつでも感じ取っていただければ幸いです。
接客スタッフの社内名称は「プレゼンター」。雑誌の編集者と同じように、なにかを感じていただくためのお手伝いをさせていただければ幸いです。そして料理のコンセプトは「地味だけど滋味」。新潟県内各地から取り寄せた伝統野菜など、他では手に入らない素材を、素材の味を活かすように調理しています。
正直、いわゆる見た目的な「コスパ」もけっしてよくありません。里山十帖はコスパとは対照的な、目に見えにくい部分、たとえばエネルギー効率とか、断熱とか、床材とか、家具とか、寝具とか、そして食材仕入れの手間とか、そういう部分にコストをかけています。
それは里山十帖が地域に貢献し、そして社会にとっても、環境に対してもサスティナブルであるために、どうしても妥協できなかった部分なのです。
たくさんのご予約をいただき、ありがとうございます。皆様に「体験」そして「発見」と「感動」をお届けするために、これからも精進してまいります。
今後も「里山十帖」を、そして、今後「10年10拠点」の目標を支えていただけますよう、よろしくお願いいたします。
里山十帖 クリエイティブディレクター
岩佐十良
※ちなみに検索急上昇ワードは放送直後のもの。なんと里山十帖がSMAPを超しているということで、記念に切り取っておきました。
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