「夕食を早い時間からスタートしたい」と多数のご要望をいただいております。そこで7月1日から17時、19時30分の二回制に変更します!
このコロナ禍、レストランシーンでいちばん変わったことといえば、「早くから食事する」ことではないでしょうか。東京も京都も大阪も、5時スタートは当たり前。4時スタートというレストランもあります。そして当初「早すぎる」と思っていた人たちも、そのメリットに気がつきました。
何よりものメリットは、翌日の身体が軽いことです。在宅勤務の方々も早朝に起きて、軽く走って、仕事という1日が定着化しているようですし、社会の「朝型」への流れは、このコロナ禍で加速したように感じます。
時代は本当に変わるものです。開業した2011年から里山十帖の夕食は17時30分と19時45分の二回制でした。東京のレストランが19時&21時30分頃がスタンダードだった頃。朝型の流れに対応して、そして夕暮れの中で食事をする優雅さを体感していただきたくて、第一部を17時30分スタートにしたのですが、当時、お客様のご要望は19時45分に集中していました。ところが、現在は17時30分のご希望がほとんど。さらに「17時スタートっていいよね」というお客様が増えています。
17時スタートだとコース終了は19時過ぎ。2軒目で飲んでも(里山十帖の場合は、食後に部屋などでのんびり飲んでも)22時には就寝できます。仮に遅い部の19時30分スタートでも終了は21時30分過ぎ。食後に軽く飲んでも23時くらい。やはり翌日の体調が違います。さらにこの季節、17時スタートだと終了する頃、もっともホタルが飛んでいる時間帯になります。里山に舞う蛍を眺めながら、もう一杯。里山の夜を楽しんでいただければ幸いです。
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