里山十帖の姉妹施設、「商店街HOTEL 講 大津百町」が、2018年度グッドデザイン賞を受賞しました!
築100年前後の町家を再生するだけでなく、日本で唯一、商店街をコンテンツ化して活性化することを目指した「商店街ホテル」。その取り組みの一つが「ステイファンディング」です。宿泊料からお一人様150円を商店街組合に寄付する仕組みで、より多くのお客様に泊まっていただくことが、大津の活性化に繋がります。
「大津」と聞くと「何があるの?」と思うでしょうが、JR京都駅からわずか2駅9分。下手の京都よりはるかに便利なだけでなく、隠れコンテンツがたくさんあります。商店街にひっそり佇む老舗・名店はもちろん、国宝所蔵数では日本でも指折りの「三井寺」、源氏物語の舞台「石山寺」、比叡山延暦寺、門前町の坂本の街並み、そして琵琶湖などなど。
8月のグランドオープンからまだ2カ月ですが、今回の受賞を励みに、さらに町への貢献とお客様に新たな体験をご提供できるよう努力していく所存です。
ぜひ皆さま、「京都より大津」を合言葉に、「商店街HOTEL 講 大津百町」へお越しください。
◆講 大津百町のFBページ
https://www.facebook.com/otsuhyakucho.koo/
◆グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ
http://www.g-mark.org/award/describe/48253?token=hA1ZAzk78y
◆グッドデザイン賞審査委員による評価コメント
街の活性化として宿泊体験型を採用する。歴史のある商店街は、溯ってみると街に現存する商店にも、その面影がある。再生すべき状況はこの町にとって必要な要素を見つけることになるのだが、歴史の掘り起こしでは無く、減少に向かう方向に持続する仕組みの組み合わせによって繋がる。
空き家として既に活用を待ち望んだであろう町屋を繋ぎ、最適なスケールでホテルとしてのオペレーションを落とし込んでいる。かつてそれぞれの良好な関係で街が賑わっていたように、もう一度繋ぎ合わせる様に、このプロジェクトは接点となっている。
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