「黄金の茶会」に続いて、土曜日は「魚沼 食の学校 Uonuma Kichen」第4回を開催しました。
主催は「雪国観光圏 食のワーキンググループ」ですが、企画・運営は里山十帖スタッフ。岩佐がワーキンググループの座長をしている関係で、里山十帖で実質運営しています。
雪国観光圏とは、新潟、群馬、長野の7市町村のエリアを指しますが、実際の組織は民間団体。予算がなにしろ少ないので、基本的な活動は「自主的」かつ「ボランティア」ベース。それぞれの事業者が地域の問題に対して意識を持って取り組み、どんどん形にしていくのが雪国観光圏の強いところなのです。
そしてこの5〜6年、私たちが本気で取り組んでいるのが、「地域の食レベルを日本一にする」こと。2010年から始まった「A級グルメプロジェクト」によって、飲食店や旅館のレベルは「日本一」と言える状態まで上がってきていますが、この先は住む方の「意識」が重要です。
伝統野菜も、米も、日本酒も、この地域では「美味しい」のが当たり前。この資産に気づいてもらうのはもちろん、家庭でも磨いてもらいたいと思い、予算もないのに見切り発車で始めたのが「魚沼 食の学校」なのです。
今年のカリキュラムは料理教室と講演会の年6回。今回はゲスト講師にマクロビオティックの第一人者として知られる中美恵さんをお招きしました。
中美恵さんには「世界一美味しい玄米ご飯」の炊き方だけでなく、野菜の味を引き出す料理の数々を教えていただきました。
会場に集まったみなさんは、今までとは違う調理方法に興味津々。簡単なのに美味しい、野菜の調理方法を熱心にメモしていました。最後にはiphoneで上手に写真を撮る「写真教室」のおまけ付き。
次回、第5回は、料理研究家・植松良枝さんをお招きして「地域の食と地方再生 ローカルガストロミーの可能性」と題した講演会を開催します。バスクやサンセバスチャンの著書もあり、現状にも詳しい植松さんに、地方の可能性をお話ししていただきます。
次回は定員100名で入場無料! ぜひ、多くの方にお集まりいただければ幸いです!
あ。そしてメディアの方にお願いなのですが、ぜひご取材いただけると嬉しいです。なにぶん、予算ゼロなのでPRが弱いのですが、「地域の食レベルを日本一にする」ことを目指して頑張っています!!
【次回 魚沼食の学校】
2017年10月28日 10:30スタート。
詳細は下記をご覧ください。
https://goo.gl/i81gh4
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