来年10月1日からスタートする、新潟・庄内デスティネーション・キャンペーン(DC)。テーマは「日本海ガストロノミー(日本海美食旅)」。今年はプレDCなのですが、来年に向けて、その活動を全国の旅行関係者に知ってもらおうというイベントが開かれました。
新潟市の朱鷺メッセには、新潟・山形両県の知事、ほぼ全ての市町村長、観光協会長、そして全国の旅行関係者1000人以上が集結。DC総合プロデューサーの岩佐(里山十帖オーナー・クリエイティブディレクター)が、新潟・庄内の食の素晴らしさをプレゼンテーションしてきました。
プレゼンテーションには新潟出身のスターシェフ、「Ryuzu」の 飯塚 隆太シェフ、「ラッセ」の 村山 太一シェフ、さらに山形からは「アルケッチャーノ」の 奥田 政行シェフも参加。そして圧巻だったのが、プレゼンテーション後のレセプションです。3人のシェフが400人分ずつ料理を提供しただけでなく、新潟県のシェフチーム「ラボクチ」メンバーも自慢の料理を提供しました。
今回のテーマ「日本海ガストロノミー」は、今から150年以上前、日本海側の各都市が北前船で繁栄していた頃の食文化をガストロノミーとして表現しようというもの。
実は日本海側、特に新潟・庄内には、数多くの在来種の野菜、発酵食、保存食など、驚くほど深い食文化が残っています。しかもそれが生活に根付いている姿は、食文化都市として知られる京都をはるかに凌ぐスケールなのです。
JRグループが旗を振り、新潟県、山形県庄内エリアの行政、そして民間事業者も参加する大プロジェクト。「地方創生」が叫ばれる今日この頃ですが、「ガストロノミー・ツーリズム」をテーマにした地域活性化プロジェクトとして、これだけ大規模なものは日本初と言えるのではないでしょうか。
「新潟と庄内をローカル・ガストロノミーの聖地へ」
当然ながら、里山十帖も積極的にこのDCに携わっていきたいと思っています! 来年のDCに、そしてこれからの新潟・庄内の「食」にご注目ください!
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