越後湯沢にある蕎麦の名店「しんばし」。3ヶ月のリニューアル工事を経て、いよいよ本日、グランドオープンしました!
「しんばし」は、かなり大きな店にも関わらず、すべての蕎麦を手打ち。これだけの量を手打ちしているのは、日本では「神田まつや」くらいではないかと思います。でも、まつやは複数人が手分けして打つのに対して、「しんばし」は店主の田村恵一氏ひとりだけ。つまり「日本でいちばん蕎麦を打つ男」の店なのです。
しかも玄ソバはオール新潟産で、半分以上が湯沢町産というのが驚異的。店で出す山菜は家族が採って来たものだけ、野菜もすべて自家製です。
なにしろ量を打つので、「蕎麦の香りが」とか「絶妙な均質感が」とか、東京のこだわり蕎麦屋のような蕎麦ではありませんが、そのぶん低価格でボリュームたっぷり。絵に描いたような「いい店」です。
ちなみにリニューアルのクリエイティブ・ディレクションは、里山十帖の岩佐十良。随所にある本棚はブックディレクターの幅允孝(はばよしたか)さんが選書しています。
天然素材を多用しているので、完成したばかりなのに新建材の嫌な匂いは一切なし。居心地も抜群で、美味しいお蕎麦をいただくのに最高の環境です!
*掲載されている情報は、投稿時の情報です