不定期連載中の「里山十帖、次の日はどこに行く?」シリーズ。
今回は「新潟市はどうでしょう?」をお届けします。
北前船の寄港地であった新潟市は、江戸時代から港町として大いに栄え、独特の文化が発達しました。当時の風情を感じることができる観光スポットも多く、新鮮な魚介を味わえるのも魅力です。氷柱で冷やした新鮮なネタを、ほんのりとした酢加減で握る「鮨 奈可久 星野」(新潟市中央区西堀通五番町833-11 TEL 025-229-3388)は、自遊人のおすすめの1軒です。
上越新幹線の上り列車の最終は、新潟9:34発。美食に舌鼓をうって、東京に戻れる近さですが、新潟駅近くのホテルに1泊して、翌朝10:13発の観光列車「きらきらうえつ」に乗って酒田(12:51着)まで足を伸ばしてみてはいかがでしょう。
「きらきらうえつ」は週末を中心に、羽越線の新潟-酒田間を1日1往復。車窓からの眺めがとにかく素晴らしく、刻々と表情を変える日本海のきらめきが旅のお供です。窓からの眺めが田園風景から、きらきらの海に変わったときは、ふわっと幕が上がったように気持ちもアップ。席はやっぱり海側のA席がおすすめです。
当然下り列車はD席が海側になるのですが、酒田16:11発→新潟18:32着の下り「きらきらうえつ」は、日本海のきらめきが夕日に照らされてオレンジ色に変わります。桑川駅で、きらきらをたっぷり眺めるために20分ほど停車する「マリンダイヤ」の運行もありますので、詳しい運行日などについては、ホームページで確認を。運賃は新潟-酒田間、片道3,020円、指定席券は520円。特急券のいらないお財布にも優しい在来線観光列車です。車内の様子などは、明日UPします!
きらきらうえつのご案内はこちら!
きらきらうえつ
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