里山十帖から車で3分。大沢山トンネルを抜けた先。そこは、「越後妻有アートトリエンナーレ 大地の芸術祭」の会場としても知られる、十日町市です。
十日町のなかでも、とくに、松之山(まつのやま)・松代(まつだい)エリアには今でも現役の棚田風景があちこちに残っています。
なかでも圧巻なのは、旧松代町にある「星峠の棚田」。
水が張ったばかりの春、収穫の秋……と1年を通じて、素晴らしい景観が広がり、その美しい風景を眺めに全国からたくさんの人が集まります。
(全国屈指の棚田撮影スポットでもあります!)
そんな「星峠の棚田」まで、里山十帖から車で約30分。
「大地の芸術祭」の常設展示作品である「脱皮する家」から車で5分の場所です。(脱皮する家の看板が目印! ココを右折!)
ちなみに。今年の夏は3年に一度の「越後妻有アートトリエンナーレ 大地の芸術祭」が開催(7月26日〜9月13日)されますが、里山十帖から「星峠の棚田」までの間には、イリヤ&エミリア・カバコフ夫妻による「棚田」や、草間弥生さんの「花咲ける妻有」など、芸術祭を象徴する有名な常設展示作品が目白押し。会期外でも充分にアートを楽しむことが出来ます。
そして。アートを見ながら棚田にたどりついた後は、ぜひ、日本三大薬湯「松之山温泉」へお立寄りを!草津、有馬と並ぶ、全国屈指の名湯です。
里山十帖→大地の芸術祭アート群→星峠の棚田→松之山温泉。
里山十帖、一押しの日帰りドライブルートですが。実は、本当に本当におすすめなのは、人も少なく、静かな芸術祭開催期間外。とくに、田植え直後、まだ若い苗が風に揺れるこの季節。5月、6月の星峠の棚田は、田んぼの水が鏡面のように、朝日、夕陽を映し、自然が生み出す、自然によるアートを楽しめます。自然の美しさはどこまでも偉大です。よね?
*掲載されている情報は、投稿時の情報です