里山十帖のフードディレクター(料理長)が北崎から桑木野に変わって半年ちょっと。そして先日、嬉しい記事が「ヒトサラ」おいしいニッポン物語に掲載されました。書いてくださったのは 山路 美佐 (Misa Yamaji)さん。食に造詣の深い山路さんにこのような記事を書いていただけることは大変光栄です。
https://hitosara.com/contents/oishii_nippon/tripping/06/
この冬、里山十帖の料理はさらに変化しています。以前から冬は「雪国の保存食、発酵食」をテーマにしていましたが
今年の春から以前に増して保存食、発酵食を仕込むようになって、ますます「里山十帖だけの味」になりました。
とくに今年、取り組んでいるテーマが「乳酸発酵」。野沢菜やすんきのような野菜の乳酸発酵はもちろん、熟成肉をさらに乳酸発酵させたり。乳酸発酵特有の「旨味のある酸」を調味料として使っています。
合わせる甘みは自家製の干し柿など。里山十帖のキッチンではデザート以外に一切の砂糖を使わないので、甘みも天然のものだけ。食材の持つ力強い味わいを感じる料理を目指しています。
「地味だけど滋味」。
これが里山十帖の通年料理テーマですが、秋・冬はとくに地味。ですが、料理の手間はますますかかっています。地下にある食料貯蔵庫に並ぶ桶や樽には、春から秋まで様々な方法で保存した食材がぎっしり。春の山菜や夏の伝統野菜が里山十帖の特徴でしたが、「冬こそ食べていただきたい」と自信を持って言える料理になってきました。
もちろん北崎は全施設のディレクター(総料理長)として料理を見ています。ぜひ冬の里山十帖へお越しください。
【里山十帖 空室情報】
2月5日、6日に団体キャンセルが出た関係で、空室があります。これから2月末にかけては最も雪が多い時期で、里山十帖の人気シーズン。ドバッと空室がありますのでぜひご利用ください。ちなみに両日ともに代表の岩佐も里山十帖におりますので、ご用のある方もぜひ!
【おいしいニッポン物語】
https://hitosara.com/contents/oishii_nippon/tripping/06/
※2019年1月25日時点の空室情報です。
*掲載されている情報は、投稿時の情報です