「里山十帖」では「ローカル・ガストロノミー」をテーマに、「ここでしか食べられない味」に挑戦しています。そしてもう一つ、クオリティーを上げるために重要なテーマが、「旅館の夕食」ではなく「レストラン」であること。
一般的な旅館勤務では朝食も作らなければいけませんが、「里山十帖」では夕食、朝食それぞれに専念するため、完全に別スタッフが担当。ランチ営業も基本的になし。実は大都市のレストランよりも料理に集中できるのが、「里山十帖」なのです。
そしてメニューが毎日のように変わるのも「里山十帖」の特徴です。なぜならば、サスティナブルな料理を目指すなら、一ヶ月メニューが同じ、なんてことはあり得ないから。
業者に頼めばなんでも手に入る時代ですが、それはつまり複雑な流通ルートを介して、たくさんのエネルギーロスとフードロスを作り出しているのと同義。それでは「ローカル・ガストロノミー」とは言えません。
「今日、手に入る素材をいかに生かしきるか」。旬は本当に一瞬。生産者とともに、本当の旬と寄り添って料理を作ること。それが里山十帖で最も重要視していることなのです。
ちなみにキッチンスタッフだけでなく、全職種で若干名のスタッフを募集中。みなさん、来年は東京(などの大都市)を飛び出して、地方に移住しちゃいませんか?
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