山本益博さんが連載する、サライ.jp「私のお気に入り」第119回で「日本一美味しい土鍋ご飯を味わえる宿」としてご紹介いただきました。
今の時期、気温が上がるこの時期は急速にお米の味が落ちるのですが、里山十帖では雪室でお米を保管。できるかぎりベストな味を保つように努力しています。
ちなみに里山十帖の新米解禁日は10月3日。
「新米解禁日ってなに?」と皆さん思ったでしょうが、それにはちょいと深い意味があります。
お米と言えば新潟・魚沼。さらに魚沼でもとくに美味しいのが南魚沼なのですが、実は美味しさの秘密にはもうひとつ、「稲の出穂時期」が重要なのです。
稲が穂を出してから「お米」に変わっていく時期、夜の気温が高いと高温障害が出て、ぼそぼそした食感になってしまいます。とくに夜温が23度を超える日が多いと高温障害は顕著になってきます。
裏を返せば、23度を超さなくなってから出穂させると、美味しいお米ができるというわけ。その目安がお盆以降。統計的に8月16日以降に出穂させると高温障害が起きにくいのです。
そして8月16日に出穂させた稲が「お米」として収穫できるのが10月3日(積算温度算出プログラムで計算)というわけです。
ちなみに里山十帖でつくっているお米と契約農家のお米が本格的に入荷するのは10月下旬。はざ掛け(天日干し)したお米などは11月になります。「遅い!」と思うかもしれませんが、モチモチした食感を楽しんでもらうために生産者もお盆以降に出穂させるように田植え時期をコントロールしているのです。
皆さん、ぜひ「日本一美味しい土鍋ご飯」を食べに来てくださいね。
【サライ.jp 私のお気に入り】
http://serai.jp/gourmet/57819
【里山十帖 秋の予約情報】
里山十帖周辺の紅葉は標高の高い地域が10月10日頃。その後、11月20日頃まで標高差2000メートルをゆっくりおりてきます。紅葉&新米シーズンの週末はほぼ満室になりつつあります。ぜひ早めにご予約ください!
https://asp.hotel-story.ne.jp/ver…/ASPY0000Calendaronly.asp…
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